その記事で山中チャンプのPFPランクインからラスベガスに期待って内容の記事を書いてたんですが、なんと超ビッグマッチですよ皆さん!
山中慎介チャンピオンに、元WBAバンタム級スーパー王者アンセルモ・モレノとの防衛戦が決まりました!
残念ながら開催はラスベガスではなく日本となっちゃってますが、まぁ中継で見られますから良しとしますか。(できれば現地観戦したい・・)
9月22日・大田区総合体育館で放送は日テレで放送予定だそうです。
アンセルモ・モレノ
相手のアンセルモ・モレノは先に書いた通り元WBAバンタム級のスーパーチャンピオンです。
前戦でフアン・カルロス・パヤノに6R負傷判定で負け、6年にわたって守ってきた王座から陥落してしまいました。
しかしモレノの評価は敗戦後も変わっておらず30歳の現在、ピークにあるであろう選手です。
戦績は山中チャンプが「25戦23勝(17KO)無敗2分」に対しモレノは「39戦 35勝 (12KO) 3敗 1分」となっており、KO率からもわかる通り一発強打の選手ではなく、柔らかい上半身を使って相手のパンチを避け、そこにパンチを当ててポイントをとるのが上手なボクサーです。
WBAという団体にはチャンピオンが他団体と統一戦で勝利した場合や、長期にわたりベルトを保守した場合には
スーパーチャンピオンに格上げするシステムがあり、そのスーパーチャンピオンがモレノだったのです。
強すぎる為、相手から対戦を避けられるチャンピオンは一段上げ、下に正規王者を置いてWBAは承認料を稼ぐという事ですね。
で、モレノの下に暫くいたのが亀田興毅です。
WBAからモレノとの対戦指令がもちろんあった訳ですが、ズルズル引っ張った上ベルト返上という形でモレノから逃げたことでも有名ですね。
モレノのニックネームは「幽霊」で相手がパンチを打った時にはそこにはもういないという事から付いた名だそうで、山中チャンプの前回の相手のディエゴ・サンティリャンもニックネームが幽霊でしたから、これに勝った暁には山中慎介ゴーストハンターですよ(笑)
どんな試合になるのか
帝拳ジム浜田剛史代表「間違いなくこの階級の1位、2位の対決。これまでで最強の相手」
山中チャンプ「まともにパンチをもらった映像を見たことがない。強いというより、やりにくい。空回りさせられるという予想もある」
というように、山中チャンプにとってリスキーな相手ですが、相手にとってもリスクの高い試合で、どちらも抜かりなく完全に仕上げ最高の状態で試合に臨む事が予想できます。
その中で試合展開を握るのは距離をとるモレノに対し詰め寄る山中チャンプのパンチが当たるのか当たらないのか、これに尽きると思います。
当たれば勝ち
当たらなければ負け
僕は山中チャンプのパンチがモレノを打ち抜いてのKO勝ちを予想(期待)しています。
そうでなければ判定でモレノの手が挙がる事になると思います。
この試合をしっかりと勝って、そして次こそはパヤノとの統一戦をラスベガスで!
そう期待せずにはいられません。
7月23日追記
ボンバーレフト三浦隆司チャンプの試合が9月11日にラスベガスで行われそうな感じです
。
アンダーカードに村田諒太選手の試合が予定されてるそうなのですが、村田選手のケガの為延期になるそうで、三浦チャンプの方ももしかしたら延期になるかもしれませんね・・・
しかしながら日本人ボクサーのケガが内山高志選手、井上尚弥選手、河野公平選手とチャンピオンが立て続けで、ここにきて年内に世界戦を予定していた村田選手ですから、相当ハードトレーニングを積んでいるのでしょうけどボクシングファンとしては心配が募りますね。
9月12日追記
山中慎介チャンプVSアンセルモ・モレノの放送は日テレ系列で19:00〜です。
非常に楽しみな一戦ですね!
で三浦隆司チャンプの試合は11・21になんと米・ラスベガスで、ミゲル・コットVSサウル・アルバレスの興業で行われることが発表されました。
注目の興業の中これは凄いことです!
是非とも三浦チャンプには頑張ってほしいです。